ゆるふわコンペブログ

交渉コンペの考察を載せていきます。

【超有益情報】運営の考えを知る

交渉コンペで高得点を取るためには、何が評価されるかを知る必要があります。

ただ闇雲に頑張っただけではダメです(それはどのチームもやっているわけで)。
評価を下すのは審査員、つまりは他人です(入試や就活もそうですね)。

頑張ったつもり、自分なりでは無意味です。それを受け入れないと、本番で失敗した後、審査員の採点のせいにしている痛々しい参加者になります(なら出るなと思います)。


太田先生は以前セミナーでこんなことを仰っていましたが、正直ピンときませんね。

 

 

さて、いきなりですが課題です。

2017年レアメタル事件についての準備書面作成例(ここから開いてください)について、どこを修正すべきか考えてみましょう。

 

この準備書面は、東大ロー生(当時)が作成したものを筆者で改作した(コンペ仕様に直した)ものです。なので、どこを修正すべきかといっても、そこらへんのコンペチームの準備書面よりもかなり出来はいいはずです。

 

この準備書面ですが、昔太田教授(運営委員)が添削に奇跡的に応じてくれました。今はそういうことは教えてくれないみたいなので、もうこのような資料は現れない、貴重なものです。東大の後輩たちの教材にと頑張って作ったのですが、結局使われていないようでドライブで塩漬けになっているようです。その後、準備書面の書き方を教える際に数校に見せました。このまま使われないのも勿体ないし、知っている学校と知らない学校があると公平でない気もするので読者の方に公開します。

drive.google.com

こちらからどうぞ。ここから運営委員の考えを読み取ってください。

 

一番多いのが理由づけの不足だということに気づきましたか?

これでもコンペ参加校よりは理由づけが多いはずですが、それでも足りないということです。求められる理由づけの量はかなり多いです。

練習試合や本番で、闇雲に行間開けまくったり、条文丸々引用してスペースなくしたりしていませんか…?よく見かけます。お気をつけて。